mumu’s blog

映画で感情を乱しながらエッセイ書いています。

M-1グランプリ 肉うどん

今週のお題「忘れたいこと」

 

 

 

2021年12月19日

M-1グランプリの決勝戦

 

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わたしが5年ほど推しているロングコートダディが初めて決勝に進出した。

早くあのスタジオで漫才をするロングコートダディを見たいような、見たくないようなソワソワした日々を過ごした。

決勝前夜は緊張して眠れないくらいで何度も寝返りを打った。眠ることを諦めかけてiPhoneを開いたら、決勝に進出した推しがYouTubeでゲーム配信をしていた。何度も言う、決勝前夜。

 

 

 

 

笑いはバックボーンが大切だと思う。

中高生のころ、クラスメイトのお笑い担当の人気者が爆笑を生み出せたのは長い時間をかけて彼らが面白いと刷り込まれたから。今回のM-1を制した錦鯉を昨年と違った気持ちで見守った視聴者は多かったはず。それは昨年のM-1後からたくさんの番組に出演した二人の姿を見続けたから。苦労している話しも聞いたから。もちろん、昨年と比べると仕上がり方も全然違ったし大笑いした。おもしろかった。それが大前提だったけれど錦鯉の二人を知っている、いろんな番組で見せたいろんな姿が記憶にある、そのバックボーンもかなり大きいと思った。優勝おめでとうございます。

 

 

 

そんな中でまだあまり知られていないであろうロングコートダディが「肉うどん」というワードと一緒にTwitterのトレンドや、ネットの検索トレンドに入って、更にいろんな人の記憶に残ってくれそうでわたしは嬉しい。

2021年のM-1グランプリ、わたしは忘れたくても忘れられないと思う。

肉うどんを食べたくなるのは、肉うどんとして天寿を全うする兎さんのあの顔を忘れられないから。こんな癖になる忘れられないネタを考えてしまう堂前さんのせい。

 

 

そんな気持ちを抑えきれず出勤してすぐ仲のいい先輩に「推しがM-1の決勝に出るって話したの覚えてますか?」と切り出したら

「結婚したいくらい好きな、シュールなメガネでしょ?」と返ってきた。

わたしが先輩にしたロングコートダディのプレゼンに我ながらびっくりしたけれど、間違っていないので「それ!!」と大きく頷いた。

 

 

 

来年の年末、この記事のURLをつけて「あれから1年。今年のロングコートダディ。」と感想を書きたい。

 

もう忘れてしまいたいとすら思うほど、2021年のM-1はわたしの中で最高で忘れられない。

 

 

 

街で見かけても、声をかけたり目で追ったりして推しに迷惑をかけてはいけないとすぐに目をそらすようにしています。一生伝わらない気持ちを抱え込んでこれからも推します。