2022-01-01から1年間の記事一覧
マスクで顔の半分、口元が隠れていることで煩わしさや気になる人の顔の全体像を把握できなくてもどかしさを覚える。それがコロナ禍における恋愛の障害のひとつなのかもしれない。 好きだと認めたくはないけど、きっとこの気持ちを何かの単語であらわすと”好…
わたしは最悪。 どうやらアカデミー賞の脚本賞 国際長編映画賞にノミネートされた映画らしい、どうやら20代後半~30代の女性に刺さるらしい、という少ない前情報だけでなるべく知識や情報や人の感想を入れずに観に行った。 アラサー女性の主人公 ユリヤは頭…
生きてるだけで偉い。こんな言葉を聞くと こんな地獄みたいなくそな世界で、居場所も頼る人も信頼できる人も私を必要とする人も大切にしてくれる人もなく、苦しんで悲しんで息もできないほど涙を流して鼻が詰まって耳も詰まって音が遠くなって浅くなる呼吸と…
爪が綺麗な人が好き。深爪でも、伸びすぎた爪でもなく、指を絡めて相手の指先が手の甲に当たった時に指の腹の感触の先にほんの少し、ほんの少しだけ爪の感覚を見つけられるくらいの。 あと、ささくれはないほうがいい。ささくれは嫌い。 私より賢い人が好き…
クーラーが効いた部屋で布団にくるまって冷たくなった足を絡ませて囁き合うのが好きなのよ、女は。 いや、嘘。私、ほかの女の子のことなんか分からないし興味がないし、あなたに女の子が好きなことを教えてあげるわけにはいかないんだった。私が好きなことだ…
映画のロケ地にもなり日本からの人気も高く、楽園とも呼ばれていた観光地で起きた銃乱射事件。 ”その日”までの彼を描いた映画「二トラム/NITRAM」を観て、自分の傲慢さに呆れた。 ママは僕のことが嫌いだ。だから、僕もママが嫌いだ。いつも僕を呆れた顔で見…
※ネタバレ考察です スティーヴン・スピルバーグ監督でリメイクされた本作。 1950年代後半、ポーランド系とプエルトリコ系の敵対したグループとそこで生まれたラブストーリー。(あまりの名作なのであらすじなどは割愛します) ここからネタバレと偏った感想を…
なんとなく眠れない夜。なんとなく開いたTwitter。 Twitterは眠れない夜を過ごしているのは私だけではないことを教えてくれた。眠れない夜に誰にも言えないような気持ちを「つぶやき」として全世界に向けて発信するツイート。それは、こんな気持ちになるのは…
雨が降っていた。 雨が降ることは知っていた。 傘をさしながら人混みを歩くと自分一人だけの空間にいる気がして私は今日を思い出してしまう。 「そういう種類ではないけど、なんかそれっぽいよね」と言った友達の唇の動きが蘇ってくる夜。目を閉じてそれっぽ…
アカデミー賞 きっと映画を中心に生活していない人でも一度は見たり聞いたりしたことがある賞だろう。 「アカデミー賞」の作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編賞の4部門に日本の映画がノミネートされたらしい。それはすごい快挙らしい。 正直、細かいことや詳…
あなたが教室にいるとほかの子たちがみんな向日葵になる。 あなたが太陽でみんなは向日葵。 そんな風に小学生のとき先生に言われたっけ。 花に例えるならあなたはダリアね。 ぱぁっと周りを明るくしてくれる。 そんな風に中学生の頃に通っていた塾長に言われ…
耳が聞こえない両親と兄と、家族で唯一の聴者の主人公ルビー。 わたしは観終わって映画館を出るのが恥ずかしいくらいに涙を流して目を腫らしたけれど、ほかの人はなにに涙を流すのか、観た人の細かな感想や感情の動きを知りたくなった。 わたしはあまり大き…
SNSがわたしの生活の一部になってもう10年くらいになる。 スマホが普及して一気に身近なものになった。Twitterは初めてわたしが始めたSNSで、これに慣れてしまっているから他のInstagramやTikTokに違和感があってアカウントを作るだけで、投稿などはほぼして…
一目見て、なんだか苦手だと思った人に限って好きになってしまう現象になにか名前があるのか。本能が好きになるスピードのあまりの速さに恐れて「苦手」だと少しのブレーキを踏ませているのだとしたら。無意識に傷つくことを察して自分を守ろうとしているの…
プリティ・ウーマン ポスターはなぜかリチャード・ギアの髪の毛を黒髪に加工してあるので、あまり好きではありません。 プリティ・ウーマンはわたしが今世でこれ以上の恋愛映画に出会えないと思わされた作品。この作品の影響でリチャード・ギアはわたしの中…
このブログの記事がほぼ映画から派生されていくものばかりなので、今更言うのも照れくさいけどわたしは映画が好きです。Amazon prime、Netflix、Disney+に入会して毎日のように映画を観ています。何度も言うけど、映画が好きです。(詳しいかは別として) 映…
映画になにを求めるかは人それぞれで、その映画から何を感じてどう評価するかはそれぞれの感性によるのでわたしが感じたものを誰かが感じていなくとも、誰かの感想がわたしとは全く違うものでも、それは至極当然のこと。 2022年の初映画館は2021年の作品だっ…
年末年始がバタバタと過ぎて、もう2022年も5日目になりました。 新年の挨拶大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。 昨年末に考えるでもなしに考えていた2022年の豊富のような人生の目標のような、そん…